ブラック企業体験イベントが開催されたらしい
営業コンサルタントのささだです。
・社訓を全員で大声で唱和
・新人は始業30分前に来て掃除必須
・社内で大声で挨拶
・「残業なき労働に価値なし」「夏の温度設定30度 冬の温度設定16度」「土曜日が出勤日になります」などの怖すぎる張り紙
・「1週間くらいの徹夜は我慢しろ。お前ら出来るな?」「会社の幸せはお前の幸せなんだよ!」などの上司発言
・給料は完全歩合制で下限は0円
・「有給は会社からプレゼントされるもの」という謎ルール
・サービス残業で反省文
などなどの恐怖を90分で体験するイベント
このイベントは過激だけど、こうやって認知されることはとても大事
ブラック企業の本当の怖さは
・今の状況が当たり前になって、体や心に不調が出て、ようやく異常さに気づく
・辞めたくても言い出せる雰囲気がなく、ズルズル組織に残ってしまう
・状況が異質過ぎて、周りにも相談できない
など、この1人で抱え込まざるを得ない環境にある。
ブラック企業の問題は会社の内情が完全ブラックボックス化して、本人は逃げ出せない。周囲も入社しないと気づけないということ。
入社前に実際に働いている社員に話を聞いても、ここで出てくる社員は会社に洗脳されている人だから、ネガティブな側面が顕在化されない
また組織は今いる社員を長時間残業・長時間勤務で軟禁しているので、外部の情報が入ってこなくなる
こうなってしまうと、会社が全てになってしまい、どんどんブラック企業に染まってしまう。
ブラック企業と長時間勤務は関係が非常に強い
長時間勤務だからブラック企業というだけでなく、長時間勤務にすることで周りとの接点を奪い、今の悪しき状態を慣習化して、それができないと変・おかしいという文化を作ってしまう怖さがある
ブラック企業から自分を守るためにも、大切なことは自分の基準や外と比較できる状況をちゃんと作っておくこと。
知らなかったで損をする時代
情報弱者を食い物にする会社・輩は多い
自分を守るためにも、しっかりと情報感度を上げて欲しいと切に思っています。
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